働き甲斐と生き甲斐について(1)

1. 職業選択に関する4つのケース

「私は、なぜ、この職に就いているのだろうか? 私はここに居て良いのだろか?」人は、ふとした時に自問自答したり、行き詰った時には転職を考えたりします。そうしたときの考え方の整理をしてみました。職業選択には、4つのケースが有ると思われます。

 

① 才覚に恵まれているケース

「ある方面の才覚に恵まれている気がする。この才覚をぜひとも開花させたい。」と、本人も回りも思えるような出来事が明らかになってきたとき、その方向への転身を皆が支援してくれます。

 

② 本人が何らかの興味と関心を寄せている分野がある場合

それほどでもない場合がほとんどですから、天与の才覚とまでは言えないが、本人の興味と関心があってともかくその分野での可能性を探ってみたい、やってみたいというケース

 

③ 親の跡継ぎをすることで親子の意見が一致しているケース

 

④ なんとか仕事にありつきたいというケース

特にやりたい仕事も伸ばしたい才覚もないけれど、なんとか生涯設計をしなければならないケースです。職種は何でも良いので、安定的な生涯設計を出来そうな公務員にともかくなれるものなら、成りたい。

待遇の良い、潰れそうにない大企業に就職したい。仕事はハードでも、金を稼げそうな会社に就職したい。あるいは、給与は少なくても、あまり大変でない会社に就職したい。とかいった思考をするケースが、ほとんどでしょう。

 

(つづく)