実質無借金経営のすすめ

実質無借金経営のすすめ

借入金は、お金を借りるのではなく、損益バランス到達までの時間を借りると考える。

補助金は、設備補助金と経費補助金に峻別し、「金をもらえるなら、もらった方が良い。」的な安易な考え方と決別し、経営体質に及ぼす悪影響を事前に計算する賢さを持つ。

様々な業種の中小企業経営者に対して、決算コメント(PL・BS・CFの3ページ)を付した延べ3千件を超える決算書を送り出し、補助金と借入金は、薬物依存症ともいうべき宿病に企業を導きがちであるとほぼ断言できる。

とはいえ、そうした分別力と計算力を持つ人は稀。
補助金獲得手数料と借入金導入支援の金儲けビジネスが蔓延し、中小企業を蝕んでいる。

こうした風潮を打開する目的で、KITENと都城MJホールとで計数管理塾を毎月開催し続けて3年になる。